カードゲーム「15 lines of <code>」(1)試作
前にプログラミング、特にProcessingの学習をテーマにしたボードゲームを作りたいという話をログに残した。今日は電子工作とかのハードウェア系の作業をしていてちょっと脳がクタクタになりつつ、少し進めていたサンプルコードや材料も揃ったので、別の作業として少しカードゲームの作業を進めることにした。
今考えているカードゲーム「15 lines of code」は、何十枚かあるカードの裏表に15行のコードとその実行結果が描かれただけのもの。
百人一首みたいに読手がコードを読み上げて、実行結果をみんなで見つけるみたいな遊び方や、実行結果の画面を見ながらコードを書いて答え合わせをするみたいな使い方を考えていた。
15行という制約の理由は、
- 15行だと気楽に書ける
- 拡張も楽そう
- カードの大きさ
あたりが今は考えられるけど、全部後付で、なんとなく「50 Shades of Grey」ぽいふざけた感じのネーミングを考えて思いついた。実際、メディアアート作品「50 . Shades of Grey」はそんな感じの言葉遊びから派生して生まれた作品。
まぁそういう御託は置いといて、寸法やらデザインやらを試作した。デザインの過程でワークフローの効率を考えたりした。例えばProcessingのシンタックスハイライトを活かしたままIllustratorで編集可能なテキストデータにする方法。今回はうまくいかず(hightlightにprocessingのシンタックスはなかった・・・)Processing IDEから印刷という謎手法でIllustratorに読み込んだ。そのあと試したところJavaのシンタックスはあったので.pdeファイルを.javaに拡張子を変えてコードを実行してハイライトされることは確認できた。rtf形式でIllustratorに読みこむのが良さそう。
テキストがPDF化されるとフォントを選べずTimesになって辛い。またオブジェクトとしてバラバラになるのでダメ。今調べるとRTFファイルをスタイル維持したまま読み込みできるようなので、次は試そうと思う。
仮組みして印刷、貼り合わせ後確認した。
ルックがまだまだ魅力的に見えない原因として考えられるのが
- コードの最適化(カードが小さいので絵柄はもっと大きくダイナミックに見えるほうが見栄えがする)
- シンタックスハイライトを保持したままテキストを読み込む(フォント変更や字詰めができないのでダサい)
- PDE(Processingのエディタ)っぽいデザインのスタイルを踏襲
他にもありそうだけど、ひとまずこの辺を潰す必要がある。あと沢山15行(ぴったり)でコードを書く。これが意外と難しい。