AxiDrawでマルチカラーで出力する用のデータ作成方法
ペンプロッタAxiDrawはなんでもペン先に持たせられるので、他のデジタルファブリケーション機器(3Dプリンタやレーザーカッター)とは違う使い方と可能性が考えられると思う。握らせるのは必ずしもペンである必要もない。竹串持たせて肉を柔らかくするとかは別に変な使い方じゃないと思うけど、何にせよ、そういう自由な使い方を発想してみて欲しい。
今回はマルチカラーの塗りつぶしを線での塗りつぶしに変換するのをIllustratorでやった。動画は2倍速だけど意外と時間かかってない。
以下が手順。
塗りつぶしのデータをペンで描く斜線での塗りつぶしデータに変換する方法
- 色ごとにレイヤーに分けるなどして選択しやすくするなど下準備する
- 色ごとにオブジェクトを選択して、メニュー「効果>スタイライズ>落書き…」を選択
- メニュー「オブジェクト>アピアランスを分割」で効果を固定
- 全部の描画角度が一緒になるのが気に入らない場合は個別に変形をつかってランダムに回転角度を設定する。
で、できたつもりが、AxiDrawでファイルを開いたところ、出力するにあたってのInkScapeで肝心なレイヤーが分かれていない。試行錯誤したが、レイヤーごとにPDF書き出しするスクリプトをIllustratorに入れて使うのが良いと思った。
InkScapeのインストールとかその辺説明してないからまたそのへんは書きます。
マルチカラーの出力手順構築と同じく、やってみたいと思っているのは、タギングマーカー+AxiDrawで極太の線を描くってやつ。 大きいと派手だし、インクのカスレやテクスチャも味にした制作物をデジタルで量産したい。
[新しいブキ]バカみたいにインクの出るバカ太いペン探してもバカ高いのしかないので作ったゾ pic.twitter.com/ZKSkgQ9PHU
— あけたらしろめです!!! (@ak0_0me) 2017年6月22日