日常の進捗

主に自分のための,行為とその習慣化の記録

シルクスクリーン

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今日は💻 コンピュータクラブのメンバーとレトロ印刷JAMにシルクスクリーンの作業をしに行った。主にオープンキャンパスで学科イベントとして実施するシルクスクリーンのハンズオンワークショップの図柄を事前準備として刷った。

レトロ印刷JAM

シルクスクリーンの工程はスクリーンのフレーム作りからスタートすると結構道のりは長い。今回はJAMの開発しているSURIMACCAというキットを使った(というかワークスペースにはこれがたくさんある)。

SURIMACCA-遊びからはじめるシルクスクリーン-

SURIMACCAは名前こそかわいいものの中身はLEGO+網戸って感じのキットで、侮るなかれ、とにかくすごく良く出来てる。僕はこれまでこんな感じのワークショップをやってきたけど、自前の木のフレームだと版のテンションを決めるのが難しくて難儀していたのを未だに体が覚えてる。ゆるいと全然上手く刷れないし、ガンタッカーでテンション掛ける方法も限界がある。それに対してSURIMACCAはフレームに貼った版に対して、予め用意されている溝にひも状のゴムを挟み込んで摩擦を作ることでテンションを掛けていく。結果として誰でも版をパツパツのテンションにすることが出来て(これ以上のテンションを掛けれたことがかつてない)、しかも外れない。この簡単さはちょっと筆舌にし難いくらい革命って感じがして、初めて使ったときは興奮した。以下が手順(5月にやったもの)。沢山刷る場合は1つの溝にゴムが2本入れて版をよりキツくする。

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今日はトートバッグに数十枚刷る作業を行った。効率的にやるにはもう少し人間味を削いで工場制手工業に徹する必要があったけど、少し時間をかけて和気藹々楽しく作業が出来たのはとても良かったと思う。個人としては多色刷りの版をProcessingなりで生成する準備に時間がとれなかったのはちょっと残念だった。イメージはあるので進められると思う。

手刷りで刷る作業のスキージの角度指定のための治具をプリンタで出力できないかと考えたので、それを少しやろうと思う。やったらここに追記する。

2017年8月31日 追記

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ひとまずモデリングした。スキージの厚みとか適当だけど多分これくらいかと思う。

www.tinkercad.com