日常の進捗

主に自分のための,行為とその習慣化の記録

Processing

Mod:Coding Challenge #34: Diffusion-Limited Aggregation

Diffusion-Limited Aggregation,日本語訳すると「拡散律速凝集(かくさんりっそくぎょうしゅう)」.なんのこっちゃという感じであるが,フラクタルやシミュレーション系のアルゴリズムとしてよく使われている. 空間に自由な粒子(パーティクル)が舞って…

Mod:Coding Challenge #33: Poisson-disc Sampling

Poisson-disk Samplingは,ランダムに分布する点の集合をサンプルする方法.普通にランダムを使うと,偏りが生まれる.それに対してPoisson-disk Samplingは,ルールとして一定間隔に分布するように距離を測って置いていく.そのアルゴリズムが幾つかあるよ…

カードゲーム「15 lines of <code>」(2)雰囲気でコーディングする

カードゲームのサンプルを考えるにあたって,材料となる15行のコードを幾つか用意したくなったので,例によって特に意識をしないで雰囲気でコードを書いてみた.前にarcをつかって円弧の連結でパターンを作ったものを15行版に出来ないかと思って始めたら形に…

Mod:Coding Challenge #31: Flappy Bird

横スクロールゲーム「Flappy Bird」ライクなものを作る.画面をクリックしてからスペースキーを叩くと,ボール(鳥)が羽ばたく.それで左から流れてくる土管を避ける.スコア機能や色をつけるなど実装した.暇な時にパソコンで遊んでください. コード Bird…

六角形のグリッドを敷き詰める

毎回TweakModeでなんだかなという感じで雰囲気で組んでいた六角形のグリッドを15行コーディングの1つに入れたいなと思い、きちんと組んでみることにした。図形の平面充填(テセレーション)は研究されてて資料が多い。六角形のグリッドは以下のページが参考…

Mod:Coding Challenge #30: Phyllotaxis

29が重すぎたので一旦飛ばした。Phyllotaxis、葉序とか言われる、茎上の葉の配び方の研究のことみたい。やってる事自体は数式があってそのパターンでひまわりの種子の配列のようなものを描くというもの。そこまで難しくなかったというか、式をコードにするの…

Mod:Coding Challenge #77: Recursion

今回は再帰について。 関数のなかで実行される命令に条件を書いて、その条件を満たす範囲において関数が関数自身を実行するというもの。ウロボロスのっぽいイメージ。永遠に実行されてしまうことを防ぐために条件が必要。今回は半径を小さくしつつ中心座標を…

Mod:Processingで複数のスケッチ(というかプログラム)を1つのスケッチで実行する

Processingで複数のスケッチ(というかプログラム)を1つのスケッチで実行する方法について。以下のTumblrの記事で紹介されていた。 http://jtoprocessing.tumblr.com/post/38867546415/a-way-to-switch-among-multiple-processing-sketchesjtoprocessing.tu…

リバースエンジニアリング

Solar Flare - OpenProcessing OpenProcessingでフィーチャーされている作品で実行されている画面だけを見て、コードを見ないで書いてみた。ブレンドモードを効かせたかったのでp5.jsで書いた。 答え合わせでコードを比較すると、ちょっとずつ大きくするとき…

極座標で10print

Twitterのタイムラインに#10print で面白い画像が流れてきたので、遡って見ながら頭のなかでどう書くのか考えたりしていた。 twitter.com その中の一つで、極座標(原点からの距離rと角度theta)をつかって円周上の点をプロットしながら描いていくものがあっ…

Raspberry Pi 3で起動時にProcessingを自動実行する

Processingを使ったインタラクティブな作品を展示する際に安価なRaspberry Piは実行環境として向いていると思ったので調べてみた。結論から言うと自動実行出来るので、実行速度の問題はあるにせよ、使えそう。 Raspberry Pi 3へのProcessingのインストール R…

Mod:Coding Challenge #28: Metaballs

いわゆるメタボール。後半Computer Visionを使うパートになっていくんだけどいまいち理解できてないので、CVのチュートリアルを明日以降やって戻ってきたいと思う。OpenProcessingに載せてみたが重くて1fpsくらいでしか動かなかった。 コード int num = 8; A…

Mod: Coding Challenge #27: Fireworks!(2D+3D)

Processingの花火のシミュレータは夏に作ったけど、こちらのほうが爆発時や爆発後の処理が洗練されている。動画視聴しながら2D版を作って、3Dに移植している。 コード(3D) PVector gravity = new PVector(0, 0.1); ArrayList<ParticleSystem> particleSystem; // setup関数</particlesystem>…

Mod:Coding Challenge #76: 10PRINT in p5.js

しばらく古いものをやっていたが、昨日公開されたものが新着で出てきたのと、少し別のものもやってみようと思ったのでこれにした。書籍「10 PRINT CHR$(205.5+RND(1)); : GOTO 10」は、Commodore 64という1980年代のコンピュータのBASICというプログラム言語…

Mod:Coding Challenge #26: 3D Supershapes

スーパーシェイプの3D版。前回の続きを自分なりに書き換えていったが、展開がうまく言ってない気がするというか、登録する頂点と頂点の接続がうまくつながってない。 Supershapes / SuperFormula コード float a = 1; float b = 1; float m = 0.1; float fre…

Mod:Coding Challenge #25: Spherical Geometry

動画は見ていたけど、3Dで球体を計算するというものだったので、既知だったこともあり自分なりに書いてみた。結果見てみると随分書き方は違うけど、配列を使わないで動的に計算している自分のやり方はそれはそれで良いような気もする。2次元で書いた円の半径…

Mod:Coding Challenge #24: Perlin Noise Flow Field

p5.jsで書かれたものをProcessingに移植するときに、ArrayIndexOutOfBoundsExceptionが出てしまって解決する方法を考えて、随分書き換えた。グリッドに力場を作って、動くポイントに近い力場の影響を受ける。力場は2次元のパーリンノイズで動きの方向が変わ…

Mod:Coding Challenge #23: 2D Supershapes

これの続き。 takawo.hatenablog.com パラメーターが6つあるので、コントローラーをControlP5を使って制御してみた。 コード import controlP5.*; float n1; float n2; float n3; float m; float a; float b; float radius = 200; ControlP5 cp5; // setup関…

Mod:Coding Challenge #22: Julia Set in Processing

昨日のマンデルブロ集合とつながるジュリア集合。動画で書かれているコード写しながら動画内で参照されているリファレンスを読んだ。 Julia set fractal Julia set - Wikipedia マンデルブロ集合のコードを改変して一定の数値を与えると形が変わる、その加算…

Mod:Coding Challenge #21: Mandelbrot Set with p5.js

マンデルブロ集合。正直な所、昔からあんまり綺麗だなと思えなかったけど、漸化式の復習と考えたら面白く感じる部分もあった。関数mandelbrot()の中で繰り返し実行している。他のマンデルブロ集合をProcessingで記述する例を幾つかチェックして理解しながら…

Mod:Coding Challenge #20: 3D Cloth with toxiclibs

物理世界のシミュレーションを外部ライブラリtoxiclibsをつかって行う。toxiclibsは知ってたけどぶっちゃけ複雑そうで、なんやかんや手を付けないでいた。書き方を少し覚える必要があって、何度か書き直したり、他のサンプルコードを写経したりサンプルコー…

Mod:Coding Challenge #19: Superellipse

これまでの連続回に比べると相当軽め。Superellipseはなんて呼ぶのかわからないけど、極座標系で様々な図形が描画できる公式。Processingの描画でよく使う float r = 100; for(float angle = 0; angle < 360; angle += 1){ float theta = radians(angle); fl…

Mod:Coding Challenge #18: 3D Fractal Trees

フラクタルツリーの3D版。長かったけど、2Dのアルゴリズムが作れるとあとは次元を1つ増やして3Dにするだけとも言えるのでそれほど難度を感じなかった。ツリーっぽい形にしたかったのでLeafの生成のところの初期値を山形になるように変更した。 今頃台風来て…

Mod:Coding Challenge #17: Fractal Trees - Space Colonization (revise)

昨日は飲んでからプログラムを書いたので、樹形を描画する部分の処理の一部が抜けた分、描画が進まない状態だった。改めて確認して修正したものをアップする。OpenProcessingでは動かなかったので、GIFで。 Tree tree; float min_dist = 5; float max_dist =…

Mod:Coding Challenge #17: Fractal Trees - Space Colonization

コード Tree tree; float min_dist = 15; float max_dist = 5; void setup() { size(960, 540); colorMode(HSB, 360, 100, 100, 100); tree = new Tree(); } void draw() { background(0, 0, 33); tree.draw(); tree.grow(); } class Tree { ArrayList<Branch> branc</branch>…

Mod:Coding Challenge #16: Fractal Trees - L-System

最近のYoutube、字幕の自動生成が精度が高くて英語が聞き取りやすい。動画の中で言っている L-System is a recursive way of generating sentences over and over again using string replacement. が今回の肝っぽい。特定の文字列を置き換えることを再帰的…

Mod:Coding Challenge #15: Fractal Trees - Object Oriented

前回の続き。p5.jsで書かれているものを見ながらProcessingで、クラスベースで書くという感じ。葉っぱも最後に落ちるようになっていたものもクラスに定義して書いてみたくらい。クリックすると枝が増えて、所定回数以上になると葉っぱが落ちるようなもの。Op…

Mod:Coding Challenge #14: Fractal Trees - Recursive

再帰(リカーシブ)関数による樹木の描画。再帰は最初の頃、イメージつかめなかったけど、作った関数Aが関数A自体を所定の条件の中で呼び出すというもの。これだとbranchという関数が実行されて、基準となる原点座標を移動させながら枝分かれするように2つの…

Mod:Coding Challenge #13: Reaction Diffusion Algorithm in p5.js

www.openprocessing.org 反応拡散系のアルゴリズム。グレイ・スコット方程式を使う。使う、とか言ってるけど分かってるわけではない。数式化されてるアルゴリズムをプログラムに組み込む訓練だと思ってやってる。以前やった迷路ジェネレータもそう。 動画見…

Mod: Coding Challenge #12: The Lorenz Attractor in Processing

数式を使って描画する方向では、ローレンツ・アトラクターは結構有名。 ローレンツ方程式 - Wikipedia The Lorenz Attractor, a thing of beauty 上のPaul Bourkeさんが書いてるエントリに載っているCでの実装をProcessingでポーティングしたような感じ。例…