POTLUCK Lab. vol.1に参加した
【Potluck lab vol1】参加希望者が多すぎて頭がおかしくなり、イベントが2days開催+アフターパーティに変更になりました。基本同内容で2日やるので今回はこれでご容赦ください・・・参加希望者は申し訳ありませんが再度Googleフォームの方御記入いただけますと幸いです。https://t.co/4E3zqglA57 pic.twitter.com/rOGQWmO1GC
— アリムラ (@Arimuri) 2019年5月21日
5/26(日),cafe la siestaで開催されたPOTLUCK Lab.に参加した.最初は5/25(土)のみの開催予定だったが,定員が予想を上回ったため土日両日開催になり,参加ができた(ラッキー).以下レポートと言うか個人的なメモ.DTM初心者の自分がやる気になるポイントや,思ったことなどを聞きながらまとめた.()は感想など.
総じてDTM自体へのモチベーションが高まる,とてもいいバイブスのイベントだった.次回は8月ということで,そこまでに1曲でもいいので,作れるようになることを目標にする.自分はおそらくストーンズ太郎さんのやり方を模倣して,サンプルを使って曲を作る手法が合っている気がした.
ボーカルエディット概論 / in the blue shirt 有村
- in the blue shirt 歴7年
- カットアップについて
- カットアップ実演
- ピアノのサンプルを実際に切ってみる.ブツッときれるとおもろい
- チョップ(=カットアップ)+ビートで音楽を感じる
- サンプラーを用いたボーカルチョップ実演
- ボーカルの素材を用意する
- ボーカル素材:D
- オケ:C#
- オケとボーカル素材のキーを一致させる=音程的に破綻のない状態にする
- キーが近いからOKということ?(このへんよくわかりませんでした)
- Studio Oneで1/4音符で等間隔に分割する
- Ableton LiveだとSimplerにアサインするみたいなこと?(このへんよくわかりませんでした)
- ボーカルの素材を用意する
- in the blue shirt式ボーカルカットアップ
- 作った曲に歌メロを入れたい
- 自分では歌いたくない
- 人に頼むのはめんどい
- サンプリングによるボーカルエディットで「歌」を代用しよう
- カットアップの課題:歌っぽくならない
- 本来ある余韻を消す「カットアップの不自然さ」が歌っぽさを消している
- 解決方法:余韻を残しつつ,切ったものを並べ直す
- 使えそうなところを探す
- この声から始めたいところを頭に持ってくる
- 波形からセンテンスを読んで,余韻を絶対に切らない
- 作業しながら生み出していく感じ,結構地道にやっている (感覚的にライブコーディングに近い)
サンプルから32小節を作る / ストーンズ太郎
- 和歌山から京都
- 楽器が弾けなくてもできる
- 嬉しくなりたい
- NC4KをStones TaroとLo-maxで運営
- 鍵盤弾けなくてもサンプル集めて並べればそれなりに曲にはなるが,どうすれば凝った質感になるか,どう加工するか?癖や個性をつけていくか
- (この作り方は話にもあったが楽器🙅,音楽理論も分かっていない自分に合いそうな気がする)
- テーマ:どれだけ雑に早く,ハイクオリティに作れるか.その場の思いつき,クリエイティブポイントがあればいいという自己肯定アクティビティとしてのDTM
- どれだけ真似しても同じにはならない
- 個性は作り方では同じにならないので大丈夫
- サンプルを公開しているサイトなど
- musicradar https://www.musicradar.com/news/tech/free-music-samples-download-loops-hits-and-multis-627820
- bb samples http://www.breakbeat-paradise.com/bb_samples.php
- breakbeat paradise
- splice:https://splice.com/
- LEGOWELT Sample Kits: http://legowelt.org/samples/
- サンプルは利用許諾などがあるので,各自が確認して自己責任で使用すること
- 実演:Ableton Liveを使う
- アレンジメントビューでカットする
- エフェクトを使う
- Gate:閾値(Threshold)を越えた部分だけ音が鳴る
- Delayも使う
- ダーティドラムキック
- パッドに割り当てる(ドラッグアンドドロップで音色を配置していた)
- 割り当てたあと,使いやすいように音源を編集(頭出し?)
- テクノなどは低音が等間隔でなると嬉しい,BPM123あたりで作成
- ディレイかかり具合を編集する,オートメーションという機能を使う
- ディレイがもどった瞬間に8小節の明けたところでハイハット入るとヤバい
- 違うなと思ったらすぐ変える
- オートフィルター:音色に動きがつけれる
- (アレンジメントビューでの作曲方法を覚えよう)
MIDI音源モジュール入門 / 西山 from パソコン音楽クラブ
- パソコン=MTRのような録音機材として使用している
- 音源モジュール:トーンジェネレーター,ラック型,音色の入った箱
- MIDIデータ:ある音をどの高さ,長さ,強さで鳴らすかを数値で通信する
- 今回の機材
- 共通部分の音色に関しては,会社ごとの音色で鳴る
- 音源モジュールによって音が変わる,6bitなど音質自体は良くない.でも音質悪い=🙅ではない.違う機材で人と違う音が鳴らせる
- 細野晴臣の"owari no kisetsu" / rei harakami (togawa hikari cover)
- 制限はクリエイティブ
- 選択肢を狭めることでより新しい発想が生まれることもある
- 好きなものを追求するのが良さそう
- 好きなものに執着する,合理的じゃない妄執,狂気みたいなものが面白い
- 音に対するロジカルな把握も必要だが,料理のように皆が作れる正解を目指すのは根本的に創作とはそぐわない
- 拙くても人が作れない,自分しか作れないものを作ったほうがいい
- まとめ
- 音源モジュールはでかい,重い,配線だるい,音質もだいたい悪い.いいことがほとんどないが,見た目がかっこいい
うたものを作ろう / SNJO
- 自己表現のための歌ではないとした場合は,詩の内容を自由にコントロールできる
- 楽曲内のハイライトのような位置づけで歌を使う
- 情景描写or心理描写.2極のバランスを俯瞰して考える
- 曲のアルバムの位置づけ.最後はお気持ちフィニッシュ
- うまくできると作品全体のコンセプトがより伝わる
- 歌のものの構成から開放されて作曲できる
- 曲の要素が100%歌に集中しないので,時間構成での自由さを手軽に生み出すことができる
- 例:EDMの作法として,歌ものを手前のおかずにして,太いビートだけで盛り上げるみたいな?(よくわかりませんでした)
- 声をトラックを満たす一要素として捉える
- 音韻からアプローチする作詞法
- 喃語をつかって作詞
- 喃語:言葉になる前の言葉.鼻歌をボイスメモなどでとって,その歌にそって歌詞をつけていく.
来場者持ち込み音源試聴会
- どの人の曲もこれまでの過程を踏まえて聞くいろんな作り方,音へのアプローチを感じられ,その豊かさが魅力的に思えた